アッサンブラージュ3は、世界的に混乱が続くこの状況下において、フランスに原酒を運び、つくり上げた2度目のアッサンブラージュです。IWA 5のプロジェクトは、実験的な工程を繰り返し、進化を続けています。非常に繊細で絶妙なバランスの上に、アッサンブラージュ1と2からの教訓を活かしながら、“遊び”のエッセンスを加えました。この存在感と無重力のパラドックスとも言えるバランスこそが、私の創作活動の喜びです。
-リシャール・ジョフロワ、IWA 創立者-醸造家
日本酒の表現において、ノーズ(香り)とパレット(味覚)のバランスがより重要視されるようになりました。口当たりの良さは、IWA 5にとって重要な特徴の一つであり、味わいをまとめ上げる鍵となります。また、満足感、洗練さ、滑らかさを感じさせる心地良い余韻を残します。甘み、苦み、酸味、スパイシーさ、旨みなどの、生き生きとしたアロマのユニークな組み合わせは、記憶に残る体験をもたらすでしょう。
THE NOSE
凛としていて、純粋で、特徴的。トップノーズは、輝きや、植物のアロマを感じさせ、フルーティーというよりフローラルな感覚です。しばらくすると、香りのトーンが落ち着き、より複雑さがもたらされ、IWA のアロマの特徴である白胡椒をはっきりと感じることができます。
THE PALATE
口に含むとすぐに繊細なバランスと調和を感じられるでしょう。重力を感じさせない軽やかさの中に、力強さがあり、すべての感覚が滑らかに調和します。緻密で、深みがあり、口当たりの良い余韻を感じられます。
-リシャール・ジョフロワ、IWA 創立者-醸造家
キリッと味わいが引き締まる。 1℃-2℃以上になると、ストーンフルーツやチェリーといった、穏やかで優しい果実味を備えた、繊細な口当たり。
35-37℃ 人肌燗
誘惑的。滑らかさとやわらかさが余韻で一体となる。飴がけアーモンド。
45℃ 上燗
驚くほどやわらかい口当たり。粘り気と絹のような質感が融合する。ミント、アニスシード、ショウノウ。
55℃ 飛び切り燗
米の個性を引き立てる。丸みがあり、濃い。テクスチャーのある。ホワイトペッパー。
IWA 5には、様々な料理とペアリングできる魅力的な包容力があります。繊細なものからしっかりとした味わいのもの、淡白なものから濃厚なものまでに合わせられる柔軟性があり、食事の最初から最後まで、様々な料理とのペアリングが可能です。
チャレンジングといえる品種を含む5種類の異なる酵母。酵母はハイトーンとロートーン、植物を感じさせるアロマ、複雑さ、うま味、酸味、粘性、テクスチャーにおいて、それぞれの特性を補い合うように選択されています。
伝統的な生酛造りで醸造することで、味の奥深さが増します。
熟成によって、より芳醇で複雑な味わいでありながら、更にバランスのとれた味わいとなります。
アルコール添加は行っておりません。すべての原酒の精米歩合は35%です。
火入れ処理がなされています。