伝統に忠実でありながらも、 革新を起こし続ける日本酒
日本酒の表現において、ノーズ(香り)とパレット(味覚)のバランスがより重要視されるようになりました。口当たりの良さは、IWA 5にとって重要な特徴の一つであり、味わいをまとめ上げる鍵となります。また、満足感、洗練さ、滑らかさを感じさせる心地良い余韻を残します。甘み、苦み、酸味、スパイシーさ、旨みなどの、生き生きとしたアロマのユニークな組み合わせは、記憶に残る体験をもたらすでしょう。
IWAにとって新たな作品であるアッサンブラージュ4は、創立者であるリシャール・ジョフロワをIWAの魂に触れる旅へと導きました。リシャールは、その長い旅の末に、ようやく原点である、富山に位置する白岩の蔵に辿り着きました。田んぼと醸造タンクに囲まれ、IWAを象徴する空間である土間。静寂に包まれたその場所こそが、アッサンブラージュの創作活動の舞台です。 IWAに限界の概念はなく、常に可能性を押し広げています。特異性、洗練性、複雑なレイヤーからなる精神のもと、新たなるアッサンブラージュのプロセスは3週間に及び、A1から始まったIWAの旅は、A4において新たなる進化を遂げたのです。
洗練性、しっかりとしたボディと軽やかな浮遊感、見事なダイナミズム – アッサンブラージュ4は、幾重にも重なり合い、途切れることのない感覚の中で、優雅に花開きます。
THE NOSE
グラスの中で日本酒が呼吸を始めると、マジパンと蓮根の香りが姿を現します。最初に漂うアロマは特徴を強めながら、エネルギッシュな海を感じさせるアンダートーン、ココナッツ、ヘーゼルナッツ、椎茸のダークなニュアンスが続き、魅惑的で奥深く、華やかなスミレのアロマがフィニッシュを彩ります。
THE PALATE
味わいは、完璧なまでにアロマと一体化し、流れるように変貌を遂げていきます。 フルーティー、フローラル、そして繊細なミネラル感が、遊び心たっぷりに融合していき、空気のような軽やかさの中でゆらめきます。この洗練され、調和した味わいは、IWAの特徴である白胡椒と山椒を際立たせながら、フィニッシュに至るまで、徐々に力強く広がります。
ーリシャール・ジョフロワ、創立者‐醸造家
キリッと味わいが引き締まる。 1℃-2℃以上になると、ストーンフルーツやチェリーといった、穏やかで優しい果実味を備えた、繊細な口当たり。
35-37°C 人肌燗
誘惑的。滑らかさとやわらかさが余韻で一体となる。飴がけアーモンド。
45°C 上燗
驚くほどやわらかい口当たり。粘り気と絹のような質感が融合する。ミント、アニスシード、ショウノウ。
55°C 飛び切り燗
米の個性を引き立てる。丸みがあり、濃い。テクスチャ―のある。ホワイトペッパー。
推奨グラス
IWA 5には、様々な料理とペアリングできる魅力的な包容力があります。繊細なものからしっかりとした味わいのもの、淡白なものから濃厚なものまでに合わせられる柔軟性があり、食事の最初から最後まで、様々な料理とのペアリングが可能です。
豊かな個性が奏でるIWAのハーモニー
チャレンジングといえる品種を含む5種類の異なる酵母。 酵母はハイトーンとロートーン、植物を感じさせるアロマ、複雑さ、うま味、酸味、粘性、テクスチャーにおいて、それぞれの特性を補い合うように選択されています。
伝統的な生酛造りで醸造することで、味の奥深さが増します。
熟成によって、より芳醇で複雑な味わいでありながら、更にバランスのとれた味わいとなります。
アルコール添加は行っておりません。すべての原酒の精米歩合は35%です。
火入れ処理がなされています。